テスラのModel Xを試乗してみた感想
たまたまテスラのModel Xに試乗する機会がありましたので、シェアしたいと思います。
今までは、いくらテスラの車がすごいとはいえ、EVやテスラがメジャーになるのはまだまだ先だろうと思っていましたが、今回試乗して確信しました。
テスラが世界販売台数1位になるときは近いです。
そして今回は試乗して感動した点をまとめてみました。
逆に残念だった部分は別の記事にしようと思います。
まるでジェットコースターのような加速
0-100km/h 3.1sの実力は伊達じゃないです。
加速はまるでジェットコースター。
Gのかかり方がすごいです。スポーツカーにも引けを取りません。
ちなみにModel Sは0-100km/h 2.7sで日産GT-Rと同タイムと言われています。
Model XはSUVの大きさで3.1sですから驚異的です。
重心の低さがもたらす安定感
テスラの車はバッテリーが床に搭載されているため、重心がかなり低いです。
おかげで大型SUVではありながらも、浮くような感覚もなく、安定した走りを楽しむことができます。
また車体が重いことも安定感につながっています。
Model Xの車両重量は約2,400kgです。
同じような車両重量の車としては、「ポルシェ カイエン」や「ランドローバー レンジローバースポーツ」等があります。
いわゆる高級車メーカーのSUVと同等の車両重量。
そしてバッテリーが床に設置されていることにより、さらに安定感を感じられるのかもしれません。
購入後も進化を続けるソフトウェアアップデート
通常、自動車は購入するときが一番性能が良く、だんだん価値が落ちていきます。
しかし、テスラの自動車はネットに繋げることにより、ソフトウェアのアップデートが行われます。
例えば、オートパイロット(自動運転)の精度が上がったり、機能が追加されたりします。
他社の車では購入後、より優れたモデルが出たら1段階古い機能ということになりますが、テスラでは常に最新の機能をすべての車で堪能することができます。
購入後も進化を続ける車、ペットを飼うような気分になりそうです。
近未来的ハードウェア機能の数々
テスラと言えばオートパイロットなどのソフトウェアに注目が集まりますが、ハードウェアも慣れたら他車に移れなくなるような機能が多くあります。
例えば、
- ドア自動開閉。障害物検知でぶつからないよう停止
- 使用する鍵で運転手を識別し、自動でシート・ハンドル位置を調整
- 停車する際、ブレーキを強く踏み込むと次アクセルを踏むまで自動停止
等があります。
その中で私が最も驚いたことは、エンジンをかけるという動作がないことです。
テスラは運転手がシートに座ったことを重さで検知して識別します。
そしてブレーキを踏むと自動でドアが閉まり、Dにギアを入れることですぐに運転を開始することができます。
運転席でスタートボタンはどこだろうと探していたら「ブレーキを踏んでDに入れてみてください」と言われビックリ。
スタートボタンがないことは想像を超えていました。
ランニングコストが激安
EVは部品点数が減って、メンテナンス費用が安くなっています。
また、燃料費は年数十万円単位で安くなります。
年々ガソリンの値段が上がっていますね。
今年は約160円まで上がってしまいました。本当に高い。
うちの車は年25,000km走っていて、月約2万円、年約25万円ほどガソリン代の出費があります。
しかし、これをテスラ車に替えると、年間5万円以下の出費になり、年間20万円くらい安くなります。
うちの家の屋根にソーラーパネルがあり、今は固定価格で電気を売っていますが、これが変動になり買取価格が安くなったら売ることのメリットがなくなります。
そうなった場合はテスラ車の充電に充てれば、電気代(充電費用)はさらに安くなりそうですね。
EVならではの静かさ
やはりEVは静かでいいですね。
これはテスラだから静かというわけではなく、EV故でしょう。
お金さえあれば即決レベルの超未来的自動車
お金の心配さえなければ即決できるレベルの車です。
世界販売台数で1位になる未来もそう遠くないのではないかとさえ思います。
今回はModel Xを試乗しましたが、Model Sでも十分テスラ車の魅力を堪能できるはずです。
試乗は無料なので、一度テスラの車に乗ってみてはいかがでしょうか。
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